巧遅は拙速に如かず

経営者が集まる異業種交流会の先輩から、週に1回くらいメールをいただいている。

昨日のタイトルは「成功している社長はみな”せっかち”である」だった。

本文の一部をそのまま引用させていただくと、

成功している社長には、ひとつの共通点がある。「せっかち」であることだ。
とにかく即断即決で迷わない。

時に軽はずみとすら思えるフットワークの軽さで、次々にプランを実行に移す。

せっかちであるがゆえの失敗も多いが、行動が早いために失敗に気づくのも早く、すぐに軌道修正ができる。

それが会社全体の活力や勢いにつながっていたりもする。

どんな社長も「最適な一手」を常に探している。

次に何をしたらより売上が伸びるか、利益が上がるかをいつも考えている。

その「解」にたどりつくために必要なのは、必ずしも沈思黙考することではない。

まずは行動してみることだ。

どんなに深く考えたところで、それは成功を約束してくれるものではないのだから。 『ザ チェンジ マスターズ 』など多くの著作で知られる米国の経営学者、R・M・カンター女史は「企業の意思決定のスピードは、企業を取り巻く環境の変化よりも遅い」と述べている。


社長があれこれ策を考えているうちに、世の中のほうが先に変わっていってしまうということだ。

であればやはりせっかちに動いてみて、トライ&エラーを繰り返すに如くはないのである。


一見すると回り道なようだが、実はそれこそが「経営の最適解」への近道なのだ。



昔、オラクルのCEOの話でも似た様な記事を読んだことがある。

会議ではある程度議論したら、そこで結論をだし、実行して次のステップに進む。

楽天の会社に行くと「スピード!スピード!スピード!」と言う標語が飾られているらしい。

上記の内容に対して、別の先輩から次のメールが届いたそうだ。

「巧遅は拙速に如かず」

これは孔子の言葉で、”こうちはせっそくにしかず”と読む。


意味は「仕事の出来がよくて遅いよりも、たとえ出来は悪くとも速くできるほうがよいということ。」

Yahoo辞典 にさらに詳しくでている。


変化の激しい時代だからこのような事が言われるようになったのかと思ったら、孔子の時代から言われているのにびっくり。


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