“革新”と“創造”で国難を乗り越える

 

本日は、後藤公認会計士事務所様主催のセミナーに参加してきました。
 
http://g-seturitu.com/article/49801940.html
 
 
第1部は「中小企業でも出来るM&A」
老舗企業が変化の道を選んだ衣料品雑貨卸がタオル製造業をM&Aした例や、将来のトレンドを考えて居酒屋チェーンが弁当宅配業をM&Aした例など、中小企業のM&Aの成功例をいくつか紹介されていました。
 
 
第2部は「“革新”と“創造”で国難を乗り越える」
 
立教大学教授の山口義行教授のセミナーで、こちらは非常に刺激になりました。
以下はそのメモです。
 
 
経営者に必要な3つの能力。
1)読む力
・今どういう時代で自分の立ち位置はどこか?
 (中小企業が一番劣っている力)
 
2)つなぐ力
・価値創造が必要。
・経営者自身が変わらないといけない。
・ネットワークを持っている経営者のみが生き残っていける。
 
3)問う力
・そもそも経営者ってなんだろうか?
・自分が提供している商品やサービスの存在意義は何か?
・お客様は何を求めているのか?
 
これらがイノベーション(革新)になっていく。
 
 
 
1)読む力について
 
リーマンショック前、名古屋景気だった。
サブプライムローンと名古屋慶喜とのつながりを読む力。
 
サブプライムローンが破綻し始めたとき、山口先生が増産はしても設備増強はするなと説明したが、自動車会社の下請け会社は、親会社の向こう2年間の事業計画はこうなっているから大丈夫と言って聞かない経営者が多かった。設備増強しなかった会社の中には、リーマンショック直前まで親会社の担当者から設備投資をするように迫られていたところもあった。
 
 
PMIを見ると世界の景気の動向がわかる。
(PMI:製造業の購買担当者を対象とした景気指数。50が景気拡大・後退の分岐点。)
中国は10月に50.4。ヨーロッパ47、アメリカ50.2。
 
 
ギリシャは破綻するかと騒がれていたときに、山口先生は絶対破綻しないとレポートしていた。
またギリシャのおかげで国として一番儲けているのはドイツなので、ドイツがギリシャを切り捨てるわけがない。ギリシャのおかげでユーロが下がり、ドイツは統一されてから過去最高の黒字。
 
ギリシャの次はイタリア。ヨーロッパが落ち着いたら次は中国。さらには日本。
 
これらの騒ぎで儲けている人々がいる。
その人々がマスメディアを動かしている。
但し、騒がれると国としては対策を示さないといけない。
増税と財政削減。しいてはこれが景気の冷え込みにつながるので怖い。
 
 
TPPについて
農業ばかりが騒がれているが、名古屋に一番関係している自動車の解放要求がある。
ディーラー制度の廃止。先端技術の技術開示など。
 
首相も知らなかったISD条項が恐ろしい。アメリカと違う基準で商取引を行うと、訴えられる。
その審査はアメリカで非公開でやっており、アメリカが負けたことは無い。
 
 
2)つながりについて
 
事例1)1個20円のトイレットペーパーを200円にして売る。
ホラー小説リングの作者に1話3分くらいで読めるものを書いてもらい、トイレットペーパーに印刷した。
「日本一怖いトイレットペーパー」
1週間で3万部突破。(1ヶ月で10万部突破)
スーパーでは販売せずに丸善で販売した。
書籍としては200円は安い。
 
事例2)リハビリ用車いす
 足こぎ車いす。
 東北大学の教授が考案した車いすで、半身麻痺の人がこの車いすに2ヶ月くらい乗ると、歩ける様になる。
 パラリンピックで使っている車いすのメーカーと従業員二人のベンチャー企業、大学の教授がつながって素晴らしい製品になった。
 

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