Google検索がAIエージェントへ進化。Connected Appsで検索から操作まで完結する時代に
はじめに
Googleは2026年7月、Google検索のAI Modeに「Connected Apps」という新機能を発表しました。
これまでGoogle検索は情報を探すためのツールでした。
しかし今後は、
- デザインを作る
- 買い物をする
- プレイリストを作る
といった「実際の作業」まで検索画面から実行できるようになります。米国で段階的に提供が始まっており、今後さらに対応アプリが増える予定です。
Connected Appsとは?
Connected Appsとは、
Google検索のAI Modeから外部サービスへ安全に接続し、そのまま操作できる仕組みです。
現在発表されている代表例は、
- Canva
- YouTube Music
- Instacart
です。
できること
Canva
例えば
夏祭りのチラシを作って
と指示すると、
CanvaのテンプレートやデザインをAIが用意し、そのままCanvaで編集できます。
YouTube Music
例えば
ドライブ向けの80年代J-POPプレイリストを作って
と言えば、
プレイリストを生成し、そのままYouTube Musicへ保存できます。
Instacart
例えば
BBQの買い物リストを作って
と言えば、
必要な食材を自動でInstacartのカートへ追加できます。
実はGoogleはここ数か月で大きく進化している
今回のConnected Appsは突然出てきたわけではありません。
2026年初めからGoogleは、
- Gmail
- Googleフォト
- Googleカレンダー
- Google Drive
などとAI Modeを連携し、ユーザーごとの文脈を理解する「Personal Intelligence」を提供してきました。
今回のConnected Appsは、その流れを外部サービスにも広げたものです。
一番重要なのはここ
Google検索は
「検索エンジン」から「AIエージェント」へ変わろうとしています。
これまでは
検索
↓
情報を見る
↓
自分で操作する
でした。
これからは
検索
↓
AIが判断
↓
AIがアプリを操作
↓
完了
という流れになります。
つまり、
検索結果がゴールではなく、目的を達成することがゴール
へ変わります。
AI SEO・LLMOへの影響
ここが企業にとって重要です。
AIがユーザーの代わりに
- 商品を探し
- 比較し
- デザインを作り
- アプリを操作
するようになると、
企業は
「検索順位」
だけではなく
AIが理解しやすい情報提供
がさらに重要になります。
つまり、
- 構造化データ
- FAQ
- エンティティ設計
- AIが引用しやすい文章
- API連携
などの重要性はますます高くなるでしょう。
日本ではいつ?
現時点では、
Connected Appsは米国で順次提供が開始されています。
Googleは今後さらに対応アプリを増やす予定と発表しており、日本への展開時期はまだ公表されていません。
まとめ
今回の発表は単なる新機能ではありません。
Google検索は「答えを探す場所」から、「仕事を完了させる場所」へ進化し始めています。
今後は、検索順位だけを意識するSEOではなく、「AIに選ばれ、AIが利用しやすい情報設計」が企業の競争力を左右する時代になっていくでしょう。
